こんにちは。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

過去のブログでも

『神経の圧迫は痛みの原因ではない』

ということについてお伝えしてきました。
2018/6/26ブログ 『腰椎すべり症の方に朗報です!』
2018/7/3ブログ ヘルニアや脊柱管狭窄症で痛みが生じることはない!

今回は、同様のテーマについて、痛みを感じる仕組みを分かりやすく例えてお伝えしたいと思います。

<痛みの10年宣言>ロゴマーク


米国議会は、人口の9%が慢性的な痛みで苦しみ適切な治療がなされていないこと、
「痛み」による労働生産性の低下は11兆円におよび適切な治療で医療費の58%が削減できること、新たな慢性痛の概念が見出されたことを背景として、「痛み」医療の技術を向上させるため2001年から10年間を「痛みの10年」と宣言しました。
米国の取り組みは確実に各国に広がり世界的に「痛み」治療が進化していますが、先端医療を誇る日本でありながら我が国の「痛み」医療は最低のレベルに止まっているのが現状です。

足が傷つく、その信号は神経、脊柱等を通じて脳に達し「痛み」を感じます。
生理学的には痛みの信号を脳に送るのは、基本的に微弱な電気信号です。
簡単に言えば、映像信号がアンテナで受信され、電線を通じて電気信号がテレビに到達し映像が映し出されるのと同じ。痛み信号を痛みセンサーが感受し、神経を通じて電気信号が脳に伝わり「痛い」と感じるのです。

この電線(神経)を圧迫、あるいは切断したらどうなるでしょうか。
テレビの映像が消えます。新たに映像が映ることはあり得ません。
同じように「痛み」は消えます。新たに痛みを感じるなんて生理学的にあり得ません。
神経には痛みセンサーはなく、神経自体が痛みを起こすことありません。

脊柱管狭窄やヘルニアで神経が圧迫されても痛みが生じることはないのです。痛みの原因は別にありますから治療は難しいものではありませんし、手術も必要ありません。

逆に、痛みや感覚が喪失したとしたら、それこそ神経の障害ですから大変です。手術も考えなければならないでしょう。
痛みを感じている以上、神経は正常に機能しています。安心して下さい。