腰痛は腹筋を鍛えて治す・・・危険です!

こんにちは。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 今回は、腰痛を治したいなら腹筋はやってはダメ、というお話です。 来院される患者さんの中に「腹筋を鍛えているけど腰痛が治らない。」と訴えられる方が多くおられます。


上左のイラストには最も重要な体幹筋である腸腰筋に「しこり(トリガーポイント)」ができる部位と、しこり(トリガーポイント)ができた際に起こす痛みを示しています。
同じく、上右のイラストは、腹直筋に「しこり(トリガーポイント)」ができる部位とそれによって起こる痛みです。 腰痛の一番大きな原因は、これら腹部の筋肉にできた「しこり」です。
筋肉が、様々な負荷によって障害を受け「しこり」ができ、それが痛みの原因となっているのですから、障害を受けている筋肉に更に過度の負荷をかければ間違いなく症状を悪化させてしまいます。
筋肉強化は腰痛の予防や健康維持には有益ですが、それは健康な筋肉の場合です。
腰痛でお悩みの方は、決して誤った筋トレをされないようにして下さい。

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