【緊張性頭痛】トリガーポイント・セラピーで改善可能な頭痛①

こんにちは。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 前回のブログで、<頭痛の多くは肩や頸の筋肉に生じたしこり(トリガーポイント)が原因で起こる>ということについてお伝えしました。 今回は、緊張性頭痛に的を絞って、医学的な見解とトリガーポイントが起こす頭痛の特徴を説明させていただきます。
    • 医学的見解
緊張性頭痛の原因は、精神的・身体的ストレスや筋肉の緊張などが複雑に絡み合っていると考えられています。
女性に多く見られ、発症すると数日間持続します。また、緩徐に進行し、典型的や症状は、頭をとりまくはちまき状の痛みです。
      • 身体的ストレス
無理な姿勢・合わない枕・目の酷使などによって誘発され、特に目や肩などにストレスが集中してかかると周囲の筋肉がこわばって血行が悪くなり(肩こり)、さらに疲労物質などがたまって周囲の神経を刺激することによって、緊張性頭痛を招くと考えられています。
      • 精神的ストレス
ストレスやうつによって主に頸部・側頭部の筋が異常に収縮して緊張性頭痛を起こすとされ、自律神経不調の場合には筋肉が緊張していなくても緊張性頭痛を起こすと考えられています。
    • トリガーポイントが起こす頭痛
トラベル博士の研究成果によれば、次に示す頸部や肩の筋肉に生じたしこり(トリガーポイント)が緊張性頭痛と同様の症状を起こし誤診の原因となります。
イラストは緊張性頭痛と誤診されやすい症状であり、赤色で示した部分は痛みやしびれが生じる範囲、×印はトリガーポイントの位置を示しています。
皆さんの症状と似ているものがないでしょうか。
トリガーポイントは、押圧するとほとんどの場合に鋭く痛みますから確認してみて下さい。
緊張性頭痛の原因がトリガーポイントであるのならば、トリガーポイントセラピーによって改善することができます。
      • <僧帽筋>
時に目の奥に痛みを生じ、めまいを起こすこともあります。
      • <胸鎖乳突筋>

色覚障害、かすみ目、過度の涙の分泌、目の充血、めまい、顔面神経痛等、多様な症状を引き起こすことがあります。
      • <頭板状筋>
      • <頭半棘筋>
      • <多裂筋等>

頭と頸の後ろに圧痛を訴えやすく、枕に頭を乗せる圧迫に耐えられなくなることがあり、痺れ、疼き、灼熱痛を引き起こすこともあります
      • <前頭筋>
      • <後頭筋>

広範に後頭部に拡がり、眼窩の奥深くに強い痛みや耳の痛みを起こすことがあります。
また、就寝時の頭の重みに耐えきれず、横向きに寝るようになることもあります。
      • <側頭筋>

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