【群発頭痛】トリガーポイント・セラピーで改善可能な頭痛③

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ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 今回は群発頭痛に的を絞って、医学的な見解とトリガーポイントが起こす頭痛の特徴を説明させていただきます。 ※緊張性頭痛についてのブログはこちら
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    • 医学的見解
群発頭痛の発症のメカニズムについては未だ明らかにされていない点が多いとされ、頭部の血管の拡張が関わっているのではないかと考えられています。
群発頭痛の最大の特徴は1年から3 – 4年に数回程度、1か月から3か月にわたる「群発期」に毎日のように決まった時間に発症する場合が多いということです。
睡眠中に発作が来ると激痛で目が覚める。痛みは数ある頭痛の中でも群を抜き、「スプーンで目玉をエグられる程」「火山がマグマを噴出す感じ」と例えられます。
目の後ろを通っている血管が拡張して炎症を引き起こすため、目の奥の痛みを自覚すると推測され、吐き気を伴う場合もあります。
    • トリガーポイントが起こす頭痛
トラベル博士の研究成果によれば、次に示す頸部や肩の筋肉に生じたトリガーポイントが頭痛を起こします。
イラストは群発頭痛と誤診されやすい症状であり、赤い範囲は痛み、×印はトリガーポイントの位置を示しています。
皆さんの症状と似ているものがないでしょうか。
トリガーポイントは、押圧するとほとんどの場合に鋭く痛みますから確認してみて下さい。
群発頭痛の原因がトリガーポイントであるのならば、トリガーポイントセラピーによって改善することができます。
      • <頸板状筋>
後頭下部から前頭部、目の奥に痛み(槍のように頭部を通って目の後ろまで達する。)を引き起こします。
また、頭蓋内のズキズキするような痛み、特に同側の目の後方に集中することがあり、目のかすみの原因となることもあります。
      • <胸鎖乳突筋>

色覚障害、かすみ目、過度の涙の分泌、目の充血、めまい、顔面神経痛等、多様な症状を引き起こすことがあります。
      • <頭半棘筋>
      • <多裂筋等>

頭と頸の後ろに圧痛を訴えやすく、枕に頭を乗せる圧迫に耐えられなくなることがあり、痺れ、疼き、灼熱痛を引き起こすこともあります

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