小学校高学年の子供が「おねしょ」

こんにちは。
ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は、下腹部の筋肉の緊張が「おねしょ」や頻尿の原因となる、というお話です。
おねしょ
先日来院された患者さん、
治療の際にいろいろとお話していると
「息子が小学校高学年になるのに、まだ『おねしょ』をすることがあって、活発で健康な子だけど、やはりどこか悪いところがあるのだろうか?」
と心配されていました。

夜尿症には、精神的な問題や内臓系の問題もあるでしょうが、
腹筋の下部のトリガーポイントが排尿コントロールを難しくして夜尿症を引き起こすこともあるのです。

他に原因があるとしても、
下腹部を緩めることによって負担が減り、自己治癒力が勝って改善に向かう可能性もあります。

「まずは、『おねしょ』を叱ったり、不安に思われる前にお腹を優しくなでてあげて下さい。
そして下腹部が硬いと感じる時には、セルフケアーもお伝えしますから一度お連れ下さい。」とお話しました。

私自身も小学校高学年の時に一度「おねしょ」をしてしまったことがありました。
一人悩んで苦しくて、それから中学校を卒業する頃まで修学旅行等で友達と一緒に泊らねばならない時は、嫌で仕方ないどころか本当に恐怖の時間でした。

あの頃に、下腹部の硬さが排尿コントロールを阻害すること、「おねしょ」が単に筋肉の障害が原因だったと知ることができればどれほど楽だったかと思うのです。

一番苦しいのはお子さんです。そんな時には、叱らないで優しくお腹をなでてあげて下さいね。

腹直筋下部の症状

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