ヘルニアや脊柱管狭窄症で痛みが生じることはない!

こんにちは。ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 今回は前回ブログ(『腰椎すべり症の方に朗報です!』)の続き… マイアミ医科大のヒューバート・ロズモフ教授曰く
「椎間板ヘルニアが痛みを引き起こす可能性は3%に満たない。」
・・・慎重な言い回しですが
“ヘルニアが痛みの原因ではない”
と断言したいところでしょう。これが世界的な常識です。 そして、「トリガーポイントブロックで腰痛は治る」の著者でありトリガーポイント治療の権威である加茂整形外科医院院緒の加茂淳医学博士は、
著書の中で次のように断言されています。
「椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症で、神経根が圧迫されて、その神経が支配する領域に痛みやしびれが生じることはない。」
【グラフ】椎間板の異常

上のグラフはそれぞれ、腰痛のない健康な人に見られるヘルニア、椎間板変性の比率を示しています。
腰痛のない人でも76%にヘルニアが見つかり、85%に椎間板変性が発見されます。
腰痛患者とその比率は変わりません。
MRIによってヘルニアが見つかるのは当たり前のことなのです。 つまり神経が圧迫されて痛みやしびれを生じることはないし、「椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因で痛みやしびれが生じている。」と診断されても信じることはできない
ということです。 まずは、筋肉や筋膜を確認してみることが大切です。

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