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最近は年に2回程度痛みが生じ約1ヶ月継続する。
寝てから1時間程度すると眼の奥の激しい痛みに襲われ、寝ることもできず、眼を取り出したい程の苦しみ、痛みを堪えるために壁に頭を打ち付けることもある。
病院において群発性頭痛との診断を受けるが改善せず。 原因:職業柄、頭を一方向にかしげることが多く、頸部に継続的に負担がかかることによって生じた左頸板状筋のトリガーポイントが原因であったした。周期的に活性化し、就寝の際に、枕が頸板状筋のトリガーポイントを圧迫して、激しい痛みを起こしていました。 施術:不定期に5回の通院、頸板状筋カウンターストレインで痛みは解消しました。 要点:典型的な群発性頭痛の症状でしたが、原因は頸板状筋のトリガーポイントにありました。群発性頭痛、偏頭痛などの頭痛に苦しんでおられる方は多いでしょうが、頭痛の大部分は、後頸部や肩の筋肉を手当することによって改善が可能です。
交通事故等による鞭打ち症も頸部の筋肉に生じたトリガーポイントが原因であることが多く、骨折等の物理的な損傷でない限り、頸部及び肩の筋肉を治療する ことによって痛みやしびれ、めまいが改善することができます。
上半身側面の引き下ろされるような感覚は、腹斜筋から頭部にかけての側面の筋膜ラインを順次緩めていくことによって、10回の施術で解消した。 要点:何が発端となったかは不明でしたが、一つの筋膜ラインが過緊張となり、当該ライン上に連鎖的にトリガーポイントが生じていました。このような場合には、トリガーポイントと筋膜ラインの両面からの治療が必要になりますが、改善は可能です。
原因:パソコンの使用による後頸部・上背部の負担によって生じた、僧帽筋、肩甲挙筋のトリガーポイントが原因であった。 施術:僧帽筋と肩甲挙筋のPIR及びカウンターストレインによって2回の通院で解消した。 要点:肩凝り症が重症化したものでした。
肩凝りの時に肩(僧帽筋上部)を揉んでもらうと気持ちが良いのですが、肩のトリガーポイントは主に首の側面に痛みを起こし、肩凝り症の原因とは限りません。
この方の肩凝り症は、背中側にある僧帽筋中部と肩甲挙筋のトリガーポイントが原因でした。
■症例1-1
■症例1-2
■症例1-3
■症例1-4
■症例1-5
■症例1-6
■症例1-7
1-1:眼の奥に後頭部から刺すような痛み
40歳代 男性 理髪師 症状:約15年前から、眼の奥に後頭部から突き刺すような激しい痛みを発症。最近は年に2回程度痛みが生じ約1ヶ月継続する。
寝てから1時間程度すると眼の奥の激しい痛みに襲われ、寝ることもできず、眼を取り出したい程の苦しみ、痛みを堪えるために壁に頭を打ち付けることもある。
病院において群発性頭痛との診断を受けるが改善せず。 原因:職業柄、頭を一方向にかしげることが多く、頸部に継続的に負担がかかることによって生じた左頸板状筋のトリガーポイントが原因であったした。周期的に活性化し、就寝の際に、枕が頸板状筋のトリガーポイントを圧迫して、激しい痛みを起こしていました。 施術:不定期に5回の通院、頸板状筋カウンターストレインで痛みは解消しました。 要点:典型的な群発性頭痛の症状でしたが、原因は頸板状筋のトリガーポイントにありました。群発性頭痛、偏頭痛などの頭痛に苦しんでおられる方は多いでしょうが、頭痛の大部分は、後頸部や肩の筋肉を手当することによって改善が可能です。

1-2:顔のしびれと頭痛
70歳代 女性 症状:3歳の頃から70年間、顔のしびれと頭痛に悩まされ、あらゆる病院や代替医療機関を受診したが改善せず。原因も解らないままであった。 原因:患者自身の出生時に難産であり、産道を通る間に痛めた前頸部の胸鎖乳突筋のトリガーポイントが原因であった。 施術:2回の施術で頭痛は解消し、6回の施術で顔のしびれ等も解消した。 要点:難産が頸部の大きな負担となって、鞭打ち症と同様の症状を発症したものであり決して珍しい症状ではありません。胸鎖乳突筋は多様な症状を起こします。交通事故等による鞭打ち症も頸部の筋肉に生じたトリガーポイントが原因であることが多く、骨折等の物理的な損傷でない限り、頸部及び肩の筋肉を治療する ことによって痛みやしびれ、めまいが改善することができます。

1-3:顔の中の重苦しい痛みと側頭部を引き下ろされる感覚
30歳代 女性 症状:20年前から顔の内側に重苦しい痛みがあり、数年前から悪化した。それとともに、側頭部、肩、上背部側面にかけて皮膚や筋肉が引き下ろされるような不快感があり、睡眠もままならない状態。専門医を受診してきたが原因を解らず。 原因:頭部にある内側翼突筋、外側翼突筋、咬筋、頸部にある胸鎖乳突筋が障害を受けており、顔の症状は主として内側翼突筋のトリガーポイントが原因であった。また、上半身側面の引き下ろされるような感覚は、身体の側面を頭部から足にかけて走る筋膜ラインの過緊張が原因であった。 施術:顔の症状は、内側翼突筋等の6回の施術で消滅した。上半身側面の引き下ろされるような感覚は、腹斜筋から頭部にかけての側面の筋膜ラインを順次緩めていくことによって、10回の施術で解消した。 要点:何が発端となったかは不明でしたが、一つの筋膜ラインが過緊張となり、当該ライン上に連鎖的にトリガーポイントが生じていました。このような場合には、トリガーポイントと筋膜ラインの両面からの治療が必要になりますが、改善は可能です。

1-4:首、肩、肩甲骨内側の重苦しい痛み
40歳代 男性 会社員 症状:パソコン作業が多く、半年前から肩凝りに悩まされる。一か月前からは、首、肩、肩甲骨内側の重苦しい痛みを発症し、首を右に向けたり後ろに倒すことができない。整形外科で頸部ヘルニアと診断され牽引等を行ったが改善せず。原因:パソコンの使用による後頸部・上背部の負担によって生じた、僧帽筋、肩甲挙筋のトリガーポイントが原因であった。 施術:僧帽筋と肩甲挙筋のPIR及びカウンターストレインによって2回の通院で解消した。 要点:肩凝り症が重症化したものでした。
肩凝りの時に肩(僧帽筋上部)を揉んでもらうと気持ちが良いのですが、肩のトリガーポイントは主に首の側面に痛みを起こし、肩凝り症の原因とは限りません。
この方の肩凝り症は、背中側にある僧帽筋中部と肩甲挙筋のトリガーポイントが原因でした。
