痛いところに原因はない② <結合組織>

こんにちは。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

前回は「人体のテンセグリティー構造」についてお伝えしましたが、
ミクロで見ると人体は結合組織によって満たされ更に驚くべきち密なテンセグリティー構造になっています。

人間の身体は数十兆の柔らかな細胞からなりますが、細胞がばらばらにならず人の形を保っているのは何故でしょうか。
何かが身体中を満たして一つに繋げている筈ですよね。
それが、結合組織です。

一つ一つ細胞、種々の器官や組織の隙間を満たして、身体を総合的統一的に一体化してテンセグリティー構造を完成し、運動を可能とするとともに負荷を分散吸収しています。

ですから足を圧迫しても、その圧は結合組織を介して分散され遠く離れた頭部の細胞にまで伝わるということになりますし、足の負担が頭部の症状となって発現することにもなります。

前前回のブログでお話した、中学生の男の子の治療の際には、足首の靭帯損傷によって生じた慢性的な緊張が、顎周辺の筋肉や筋膜に伝搬する微妙な変化を見出し、その連鎖を解き放つことによって症状を解消することができたということです。

一度、当院のトリガーポイント・セラピーにおける「筋膜反射リリース」を体験してみて下さい。
自分自身の身体の不思議にきっと驚かれると思います。

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