不定愁訴の治療

1 現代医学における不定愁訴

 不定愁訴(ふていしゅうそ)は、医療機関で検査しても原因や異常が見当たらず、医学的に説明が困難な頭痛・便秘・めまい・むくみ等の身体的症状や倦怠感・気分の落ち込み・イライラ ・不眠などの精神的症状」を指し、男性よりも女性に多くみられる傾向があります。
 治療法は、医学的には明確な治療法はなく、自律神経やホルモンバランスを整えるための食事療法や心理療法、運動療法、症状を緩和するための投薬療法などが一般的です。

2 不定愁訴は、我が国の医学の欠落が原因!

 不定愁訴の本質は「医学的に原因が解明できない。」ことにあります。
 原因が解らないのだから医療関係者は困るし、患者は更に苦悩している。
 しかし、症状がある以上、原因は必ず存在する筈ですから、原因が解らないと言う前に我が国の医学に欠落はないか疑ってみる必要があります。
 実は、大きな、大きな欠落があるのです、それは「筋肉、筋膜」です。
 以前、NHKスペシャル【「人体」驚きのパワー!“脂肪と筋肉”が命を守る】の中で筋肉は身体の4割を占める「人体最大の臓器」だと紹介がありました。
 筋肉の細胞は、さまざまな「メッセージ物質」を放出して、筋肉や脂肪の量をコントロールしたり、脳に働きかけ記憶力を高めたり、免疫の暴走を食い止めたり、血流を改善する機能を果たしており、筋肉には「身体を状態な正常に保つ」パワーが秘められているということです。
 筋肉の細胞は、さまざまな「メッセージ物質」を放出して、筋肉や脂肪の量をコントロールしたり、脳に働きかけ記憶力を高めたり、免疫の暴走を食い止めたり、血流を改善する機能を果たしており、筋肉には「身体を状態な正常に保つ」パワーが秘められているということです。

出典:NHK

 それだけ重要な人体最大の臓器であるにも関わらず、我が国は耳鼻咽喉科や皮膚科はあっても「筋肉科」はありません、身体的な痛みのほとんどを筋肉が起こすのに「筋痛学会」はありません。
 不思議に思われませんか?だから、筋肉が起こす症状は、そのほとんどが「原因不明」とされるか、「骨格、神経が起こす症状と誤診」されているのです。
 筋肉、筋膜を主な対象としてトリガーポイント治療をしていると、筋肉、筋膜にあまりに無関心な医学会に疑問どころか心底の怒りを覚えることも少なくありません。

 世界的には、身体的な痛みやしびれの90~95%は筋肉が起こしていることが究明されていますし、次の症状を起こすことも証明されていますが、残念なことに我が国では、筋肉が起こすこれらの症状は原因すら解らずに「不定愁訴」とされています。
  •  痛み・凝り(頭痛、歯痛、腰痛、背部痛、胸部痛、腹部痛、四肢痛)
  •  しびれ感(ジンジンする、ピリピリするなど)
  •  感覚の麻痺、感覚の異常(味覚、聴覚、触覚、視覚など)
  •  痛覚過敏
  •  平衡障害、めまい、耳鳴り
  •  足腰の冷え、手先足先の冷え、発汗異常(汗をかきやすい、書きにくい)
  •  筋力低下、関節の可動域制限
  •  皮膚の異常(湿疹、シミ、ツッパリ、脱毛、ピーンと張った皮膚)
  •  爪の異常(割れやすい、硬化、肥厚)
  •  静脈瘤、むくみ
  •  全身性の疲労、眼精疲労、睡眠障害
  •  気分の落ち込み、感情の乱れ


 不定愁訴とはいっても、実際には複数のトリガーポイントが起こす複合的な症状である可能性が高く、一度は筋筋膜の観点から診てみるのが賢明です。
 現代の医学会は筋肉を診てくれませんから、患者自身が知識を得て自らの身体を守らねばならないのです。 
 治療マニュアルの全てをお見せして、納得されるまでご説明させて頂きます。 
また、神経や骨格を強く圧迫することのない安心安全な治療法ですので、是非一度お訪ね下さい。

   原因不明の辛い症状から解放された日常が目の前に見えてきます!

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