・・・・が、痛みという明確な症状があるのですから、そこには必ず原因があるのです。
ほとんどの【寝違え】は、間違いなく肩甲挙筋や頭半棘筋などの頸部や上背部に生じた筋筋膜にできた「しこり(トリガーポイント)」が起こす関連痛であり、就寝中の不自然な姿勢によってこれらのトリガーポイントが活性化され、急激に痛みを生じたものです。
凡例 ×:トリガーポイントの位置 赤色:関連痛・しびれの部位
『Myofascial Pain Dysfunction The Trigger Point Manual』

<肩甲挙筋>
・ 首の付け根の痛み・凝りの主因
・ 首の回旋・後屈時に痛みが増強
・ 活性化すると安静時にも激痛
・ 僧帽筋とともに肩こりの主因

<頭半棘筋等>
・ 頭と頸の後ろに圧痛を訴え枕による圧迫
に耐えられない
・ 頭と首を真っすぐにして肩をいからせる
・ 首を十分に前屈できない
・ 時に、しびれ・疼き・灼熱感
・ 頭と頸の後ろに圧痛を訴え枕による圧迫
に耐えられない
・ 頭と首を真っすぐにして肩をいからせる
・ 首を十分に前屈できない
・ 時に、しびれ・疼き・灼熱感